話しは前後するが週末に嫁が「この家のウォシュレットは温水出ないのかな?」って言うので、トイレに行ったついでに見てみると「温水・便座」のスイッチが有る、まぁスイッチは有っても機能は無い廉価版と言う可能性も無きにしもあらずだよなーと思いつつ問題の「温水」スイッチを押してみる...
妙に感触が固いが機能が無いとしても異常な感触。もう少し強く押してみると...
バキッ!
と言う音と共に温水の作動を示すLEDが点灯した。「なーんだちゃんと動くんじゃん」と思いつつ再度押してみるが反応無し...f^_^;
コンセントを刺し直してもう一度試すが、反応する様子無し... スイッチが戻って来ていない感覚は有るが、まぁ基盤が割れたと言う感覚でも無かったので見なかった事に...寒くなるまでに大家さんに治してもらえばいっか♪
そして事件は起こったw
30分程してからだろうか?ウォシュレットを使おうとしたら...動かない!何を押しても反応しない!!
色々な憶測が頭をよぎる。まさか基盤が割れたのか?スイッチ部分がマトリックス構成になっていて単にスイッチがスタック(押されたまま)状態になっているのか?今後の対策は?
なんにしても、水も出ない状態で修理を待つのもどうかと思い、小一時間悩んだ末に修理を試みることに。ねじを3本外し便座一体のふたを外すと裏にスイッチ基盤が付いていた、いったん便座ごとリビングに運んでスイッチ基盤を取り外す(苦笑
基盤やコネクタを見る限り損傷らしき物は無い(ヨカッター だが、スイッチを見るとどういうわけか「温水・便座」の2つのスイッチが錆さび!挙句さきほど押したので寿命が尽きたようで錆が周りに砕け散っていました。さっと見る限り、配線はやはりマトリックス配線と思われます。おそらく錆びたスイッチを無理やり押してスイッチがONのまま戻らなくなったと言う予測どおりの結果だったようです。しかし、なんでこんなことになるんだか... これはもうスイッチを交換するしか無さそう。基盤の配線とスイッチを見ながら部品を見定める。幸い、このスイッチと同系統のスイッチが手持ちで保管している。それを使って修理をすることにする。
古いスイッチを取り外し新しいスイッチを取り付けようとするが、なんと表示LEDの足も錆びて腐っている。便座の状態を示す3つのLEDの一つの足が折れた! まぁこれも繋ぎなおせなくは無いのだが面倒なのでLEDごと交換してしまいましょう。元は緑だったのだが、そのまま修理するのも癪なので部品箱から赤いLEDを3つほど引っ張り出して取り替える。温水側のLEDも危ないが、こちらは取れるほど危険ではないのでそのまま使いましょう(^^
部品の交換が終わっていざ取り付け! 動かない。どうやらスイッチの高さが微妙に(おそらく1・2mm)高かったようで、そのままだとスイッチがまた押しっぱなしになる。仕方が無いのでやすりでスイッチの頭を軽く削ってみた。これで操作は出来るようになったものの、まだ少し高いようだが、これ以上削るとスイッチが壊れかねないので、そのあたりで妥協した。
再度取り付け!動いているようだが何かがまだおかしい。温水・便座ともそれぞれ強中弱の3つのLEDが合計6個付いているのだが、そのうちの1つか2つが上手く点灯しない。配線を追いかけていくと、どうやらスイッチ基盤と本体基盤のコネクタの接触不良かハーネスの断線の疑いが強い。
クリーナーとオイルで磨いておきたい所だが、残念ながら実家に置いてある、取りに戻ろうにも夜中の2時頃だったので少し遅すぎて断念。
応急処置として端子を部品の切れ端で擦って、一旦コネクタを分解して若干ペンチでかしめて急場を凌いだ。
再再度取り付け!今度は上手く動いた。ねじを締めて完成!と思ったが作業が終わってみると便座のLEDが異常に暗い。途中明るく点灯していたのだが・・・ おそらくまたどこかの接点が接触不良なのでしょう... 少し寂しいが時間が時間(この時点で4時ごろ)点灯しているのは確認できるので実用上問題が無いと言う事で修理はこれにて完了。
今回の修理:部品代200円ぐらいかな?
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