社会福祉とか...

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アメリカでは、議論を出来ない人を「ディスカスできない人」なんて言って、障害者の様に言われてしまったりするらしい。
攻撃をし合うのではなく、視点が違ったり、意見が違っても、きっちりと自分の意見を交し合える人達と議論することは自分の視点を広げてくれる事にも繋がり、私にとってはとても大切な仲間だ。
しかし、波風を立てるのを避ける民族性か、日本ではまだちゃんと議論を出来る人って少ない気がする。
 
後、困るのは感情的にしか慣れない人、自分の意見を理論的に説明出来ない人、意見が食い違っている場合、こちらの考えの道理を説明しても、視点・考え方の相違点を指摘するのではなく、理解しようとせず屁理屈こねてると非難する人、こんな人とは議論出来ない... 適当にあしらうしかないですな... そもそも議論する意義がないと言いますか...
 
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さて、先日 職場で、社会福祉とかの議論がなぜか始まってしまいまして...(多分給与明細が発端?)
 
「税金払ってあげてるんだから、ちゃんと子供育ててね」と言う意見に対し、
「児童手当、月5千円なんて、実質、意味ないですよね、将来的に現在の納税者が子供達にぶら下がる事も考えると、月数万円ぐらいは貰わないと少なすぎます。」
なんて話してたら、
「立場が変わると、言うこと180度変わるね。 人間って怖い怖い
とか言われた...
 
何を言ってたのか?と尋ねる物の具体的な話は返ってこず、ひたすらご都合主義者みたいに責められた...
 
色々考えていると、恐らくは
「現在の崩壊している、年金制度に『自分の為だ』とか嘘を言って、高額な掛金なんて払ってられない!」とか
「家族手当なんておかしな話だ。仕事したら仕事した分だけ給料もらえれば良いだろう?女房子供食わせられない奴が結婚するな」
てな事は言ったと思う。
 
前者は、早急に制度の見直しが必要だと思っている(掛金のアップばかり即座に決定せず、支給額の大幅カットや、一部税金の投入による掛金の抑制など)、加入者に「入っておいても損はないかな?」と思わせる制度を目指すことが第一じゃないだろうか?今の制度じゃ、若者にとって強盗街頭募金みたいなもんだ。
 
後者も、考えは変わっていない、基本的に子育て支援は行政の話で企業がするべきではないと思う。優秀な人材が家庭を持っても居残って欲しいのであれば、素直に優秀な人材に給与を支払えば良いのではないか?昔の終身雇用の制度下ならいざ知らず、現在の制度では余りいい制度とは思えない。
 
これらの話を勝手に イメージで頭の中でくっつけて
 ⇒社会福祉に支払う金額が高すぎる!
 ⇒社会福祉の支給額が少なすぎる!
と言う勝手な結び付けをされたのだろう...
 
人間って怖い怖い。
 
私としては、納得のいく制度、皆が少しでも満足できる世の中になってほしいだけだ。
自分の子供にも、「頑張ったら楽しい人生になるから、がんばれっ!」って言ってあげれる様な世の中になってほしい。
その為には、自分がいわれのない施しを受けて、子供にツケを払わせるのも嫌だし。
勝手な制度で、子供の将来の夢をなくしてしまうような事はやめて欲しいと思って居る。
 
 
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まぁ、根本的には人に関わりたくないのかもしれない・・・w
 
行き過ぎた福祉は、人の何倍も努力した人たちから、功績を取り上げ、勝手に分配する制度。だれも彼らに、感謝も尊敬もしない... それよりかは、彼らが納得する形で社会福祉させたら良いんじゃないだろうか?任意の寄付や慈善事業の課税方法とかで何とかならない物だろうか?
 
例えば、女性保護の仕組みとか、喫煙環境とか、自分が守りたいと思う人たちにはルールは無くとも気を使う。価値の無い人、感謝もしてくれない人に気を使おうなんて思わない。
例のビジネスホテルの一軒にしても、そういう部屋を確保するのにコストが上がるなら、強制的に募金と言う形で集めたらどうだ?額に応じて障害者団体から感謝状が貰えるとかの制度が有ってもいいんじゃないか?
 
なんか、こういうと凄く自分が卑しくて小さな人間に思えてくるけど、事実そうだと思う。 (><
でもね、優遇してもらうのが当たり前だ!って開き直ってる連中よりかはずっとマシだとおもってる。
 
自分の場合で考えてみると、法律で決まっていて助けてもらった物に身に染みて恩を感じたことは余り無い。反面、ちょっとしたこと、例えば街中で見知らぬ人に助けられたり、だれかが人の為に気を使って何かしてくれていたり... そういったことはとてもありがたく感じるし、いつか自分も人に返してあげようって強く思う...
 
個人的には後者のシステムがいいと思う、でもこんな適当なやり方じゃ、人の弱みに付け込む人が多いのも事実だけど、本来の人の温かさ、制度の偉大さ、これらがもっと高次元で融合する日が来て欲しいと願っている。