営業の書く夢?

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今日、営業と雑談をしていたら
「なんでACアダプタはあんなにでかいのか?」
と言う話になった
 
営:「何故 これぐらい(小指の先ぐらい)の大きさにして内蔵しないのか?」
私:「その大きさにするのは現在では無理でしょう」
営:「なんで、開発しないのかな?作ればいいのに。」
私:「電力等から考えると部品の大きさが必然に決まるので、物理的に小型化には限界があり、そこまで小さくすることは不可能。将来的に画期的な材料が見つかったり、画期的に消費電力が下がれば実現できるかも知れないですが現状では無理です」
営:「それを作るのが技術者の仕事じゃん・・・
 
って無茶を仰る。幾らなんでもそれは現時点では無理でしょう?そもそも技術者の仕事で出来るのは1・2割の削減が限界でしょう。容積費1/1000(手のひらサイズから小指の先だとこれぐらいかな?)にするのは、もう研究者の世界だと思うのですが...
 
物を知らないって凄いなぁ。よくもまぁそんな無茶を平気で言えるもんだ。殆ど「努力すれば100mを3秒で走れる筈なのに、なぜオリンピック選手はそれをしないのか?怠慢だ!」と言ってる様な物だ...
画期的な、筋肉トレーニングの手法が出来たり、はたまた将来的に人が巨大化して身長が100mぐらいになれば達成できるかもしれないけど... そんなレベルだと思います。はぃ
 
でも、既成概念に囚われないっていうのは大事なことだと思った次第です。
 
こんな事を考えていてふと思ったのは、小指の先とは行かなくとも、ファミコンぐらいの性能でよければACアダプタを内臓してノートパソコンサイズにする事は恐らく十分に可能だなと思いました... はぃ
良く考えたら、近年、小型化できる可能性は性能の向上で全て打ち消されてるんですよね。結局市場の要求がそういう事だと思う。
 
売りますか?AC電源内蔵ファミコンノート... 売れますか? 売れませんか? でも、そんなものでもガンガン売れちゃうのが営業ですよね??????