巨大迷路でも営業できそう...(パソコンの山)

昨日、某顧客向けのノートPC200台余りが入荷した。
事務所は写真のような状態。 高さ1.6m程度、幅60cm、奥行5mほどの壁が出来てしまった f(^^;
最終的にはこれの4倍近い 760台が入荷する予定
 
頑張って並べたら巨大迷路でも作れそう♪
 
笑っていたのも束の間
 
私の仕事は、渡されたマスターを元に、全く同じようにこれらのパソコンを複製する為の環境作り
 
一応、実績と経験のあるソフトを使用したのだが、思ったような速さで複製が進まない!酷いときはPCが落ちる(TT
別のソフトを使う案もあったのだが、気になるのでBIOSの設定を弄ったり、ドライバのパラメタ変更を試みるが変化なし、意地になってやってたら結局昨晩は事務所に泊まる事になってしまった(薄々予測はしてたが・・・)
結局解ったのは、
 ・どうもIDE周りがおかしい様子
 ・ネットワーク周りは最悪、高負荷に耐えられない様子
と言うこと
今朝になって方法を考え直し、最終的にPXEと組み合わせてUNDIのドライバを使用する事である程度問題が解決した。(まだ少し変だが)
能書きによると、PXEブートを行った場合、UNDIのドライバを使えばNICの種類に影響されずに使えるみたい。これは結構便利かも。
 
ちなみにPXEブートとは、コンピュータをネットワークから起動する手法で、BIOSの対応と設定が必要だが最近のPCでは大概大丈夫な様子
起動時にサーバーに置かれたフロッピー等のイメージをTFTPでローカルに転送されて起動される仕組み。
これが結構便利で、上手く使うとフロッピーなどより断然速い。サーバー作るのが結構面倒だけども。
 
さて、後はマスター機から作成したHDDイメージをネットワークを通してマルチキャストで同時に20台程度のマシンに書き込むのが上手く動くかどうかですが、もうこれは来週にしよう。。。
 
本日のTIPS
機種:PC-VY17F/RF-X
使用ソフト:DeployCenter5.51
現象:イメージの作成・復元が遅い・落ちる
原因:Windows版のPowerCastServerでは上手く動かない(NIC周りと思われる)
    DOS環境で、IDE周りの動きがおかしく固まる
対策:PowerCastServerはDOS版を使用する
   IDE周りがおかしいので、PowerCastサーバー・クライアント共に /IDE=off オプションをつける
   PXEサーバーを使用し、UNDIドライバを使用する。(余り関係ないかも?)

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