玄箱を触ってみた。

さて、以前いざとなればCobaltQubeの代替にでもなるかと玄箱(無印)を1つ調達していました。

 
とは言いつつ、どうもやる気と暇がなくてやって居なかったのですが、ちょっとiSCSIのターゲットにしてみたくてインストールを始めてみました。(VirtualPCが異様にディスクが遅いので、iSCSで外に出してみたらどうか?という発想を試してみたいので)
 
もちろん、LinuxじゃなくてBSD系OSに入れ替えて使う気満々 Debian化等 Linux系の情報は沢山あるのですがBSD系のUNIXとなると突如情報が減ってしまいます。 orz
(時代の流れ的にLinuxの方が良いのかも知れませんが、過去からFreeBSDから取っついたと言う事もあり、Linuxはディストリビューション毎に設定が違いすぎたり、情報が散在してしまっていたりとLinuxを触ろうと言う気に何故かならないのです。)
似たような所ではIOデータのLandiskシリーズも有るのですが、インストーラーも無く、えらく苦労させられた記憶が有るので、今回は情報が出そろって居るように見受けられる玄箱をチョイスしてみました。いろいろとインストール用のツールや手法もネット上に情報があったお陰でLandiskの時に比べて非常に楽にNetBSDを稼働させるところまで持って行けました。(感謝)
 
さて、途中でお約束のシリアルコンソールの取り付けを行ったのですが、意地悪なのかシリアルポートの途中の回路の抵抗が一本外されてます(苦笑)⇒R76
リンク先のドキュメントでは隣りと同じ10kΩを着けろと書いてあるのですがどう考えても回路的に変だと思いながら試してみたところ、シリアルの動作が不安定になります。ここはおそらくジャンパが正解かもしれません。但しレベルコンバーターの電源を外部から供給して5V動作させてる方は10kΩで動けばその方が安全かも知れません。私は玄箱のシリアルポートに出ている3.3Vの電源でレベルコンバーターを稼働させてますので不安定になったのかも知れません。ネット上に出ている携帯電話用のシリアルケーブルをレベルコンバートに使う方法だと要注意かも知れませんのでメモしときます。(あーひょっとしたらそれでマイコンのシリアルポート壊されるのを恐れてワザと部品を外しておいたのかも知れませんね) ※写真ではまだ10kの抵抗が付いてます。
 
ハード関係でもう一点。あまりネット上に情報有りませんでしたが、本体前面側にUSBのコネクタをつけれそうなパターンが空いていますがパターンを追っかけていたらちゃんとフィルタ等も入っている様子。ダメもとでコネクタつけたらちゃんと動きました。使うかどうかはともかくコネクタなんて安いものなのでついでに如何でしょうか?USB2ポートになりますしお勧めです。

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