週の後半は、友人のところのML115のRAID関係ではまっていました。
500GBのディスク4台でRAIDを構成すると言う話だったのですが、いくつか条件が有る上いくつもの問題にぶち当たりはまりました。
条件
・マシンはML115でOnBoardのSATAポート(RAID機能搭載)
・RAID5にしたい(ミラーでは3割程容量が減るので勿体ないと言う友人の都合)
・OSはLinuxでは無くFreeBSDが良い(既存システムの引き継ぎの関係と、私の実績上?の都合)
発生した問題
・内臓のRAID機能は、RAID5やRAID0+1のモードではLinuxやFreeBSDでは動かない。(Linuxでは対応ドライバ出てる様子)
・どうしてもRAID5を使うならSoftwareRAIDになるが、使用するFreeBSD6.2RではソフトRAID5の実相はされていない。
・FreeBSD6.2RをベースとするFreeNASでは、SoftwareRAID5が存在するが、これはまだ実装されていない機能を無理やり持ってきたものと思われる。
・使用したディスク HGSTのDeskstarには、LBAの関係で問題点がある様子で、LBA28とLBA48の切り替えの部分で障害が発生する事があるらしい。どうもBSD系のOSでこの問題に当たるらしく特にSoftwareRAID等を組むと落ちる。
・用意するディスクと必要数の都合、ブート用に専用ドライブを割り当てる余裕は無い。ソフトウェアRAID5を利用する場合全体にRAID5を組むとブートファイルが読めなくなると考えられる(未検証)
・同一ドライブにRAID1(システム)とRAID5(データ)を混在させると起動時になぜかRAID1を認識しなくなり落ちる!
まだ、最後の問題が解決してません。もう少し時間をかけて追いかけてみるつもりです。
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