秋月 H8/3069F LAN対応マイコンボードの謎の部品

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せっかくなのでメモしておきます。

キットの中に入っていて、指示通りに組んでいくと余る部品たちは、
バリスタと思われる部品x2 セラミックコンデンサx1 25MHzと思われるクリスタル x1 の合計4点
20080506-1.JPG
基盤を眺めていると、LANのパルストランス付近に空きパターンが... 通常ちゃんとした設計なら、こういった場所には保護回路が入るものの筈、おそらくここでしょうね。
20080506-2.JPG
こんな感じで部品を取り付けました。(手前の青いの3つ) これで4点中3点は片付いたのですが、最後に25MHzのクリスタルが残りました。
このボード自体25MHzで動くそうなので、おそらくそのためのものとは思われますが、なんでキット自体20MHzなんでしょう? 互換性の問題か何かですかねぇ?マニュアルどおりだと20MHzのセラロックを取り付けることになりますが、せっかく付いていたので今回25MHzのクリスタルの方を着けてみました。しかし、この手のクリスタルなどは発振させるため小容量のコンデンサをつけるはずですが、そちらは部品も基盤パターンも見当たりません。大体常識的には数pF~数十pFだと思うので、工具箱に有った47pFを無理やりつけてみました(後でデータシート見たら10pFと書いてあったので、念のため後日交換しておきましたが)
20080506-3.JPG
さて、25MHzに出来るから付いていた部品なのか、問題が出るから20MHzが標準なのか、まだ解りませんが、前回ベースボードごと買ったものに入っていた完成品の3069Fのボードは20MHzだったのでこの辺も比較できたらと思っています。

しかし、以前の完成品と今回自分で組み立てた基盤を眺めていると、リビジョン違いなのかものが違うのか、細かい基盤のパターンがまったく違うことに気がついて驚きました。(完成品は抵抗やコンデンサが、ほぼ全て表面実装のチップ部品で構成されていました)