Hyper-Vその後...

結局 1週間 家に帰っては検証作業の繰り返しでした。

 

メモがてらHyper-Vを動かしてみての感想です。

・完全仮想化じゃない?
 ネット上の情報を読めば解るのですが、やはり百聞は一見にしかずですね。(お恥ずかしい限り)
 少なくとも、ネットワークとおそらくディスク周りが大きく実装が異なっているようです。
 この為、OS側の対処が必要になってしまっている様子...

・BIOS画面出てこない
 上の項目とも絡むのか、VMWareやVirtualPCでは有ったBIOSの設定画面は出てきません。

・管理ツールが...
 VirtualServerでも、Webブラウザや専用のクライアントで管理できていましたが、Hyper-VではMMCのツールである、Hyper-Vマネージャで設定から運用まで行います。
 しかし、Hyper-VマネージャはVISTA用しかリリースされてません。 これってちょっと困るかもです。
 ついでに、言うとServerCoreで使う場合は、遠隔からRDPで繋いでもGUIツールであるHyper-Vマネージャは当然動きませんから、やはり制御不能となります。

・ネットワーク関係
 なんと、VLAN関係の設定が、Hyper-Vの管理の方に移りました、今まではNICの方でVLANを作って対応していたのですが...(仮想NICを沢山作って、それを仮想ホストにバインドして...)
 仮想ホスト側でVLAN管理が出来るのは、ある意味統合化されて楽かも知れません。
 (暇&自宅には機材が無いので、動作確認までは至らず)

・パフォーマンスはなかなか
 思っていたよりサクサク動いてくれます。(メモリあるからかも知れませんが、専用のディスクドライバとかが効いているのかも知れません)

 

その他
 前回FreeBSDが動かないと言う記述をしましたが、書いていたとおりSnapのSTABLEを使えばインストール&起動は確認できました。(6.3にて確認) しかし、リブート&シャットダウンが出来ない...
 調べていると、コマンドから無理矢理、該当の仮想マシンを止めることで対処出来るようですが... スマートじゃないですよね。
 SnapじゃなくてRELEASEになったら改善するのでしょうか...

おまけ
 パフォーマンスや将来性ではHyper-V 対応OSの多さ(公式がどうかはともかく)や柔軟性・簡易性ではマダVirtualServerに利点がありそうです。

 

そういえば...
 VMWare ESXi が無償になったとか! えらいこっちゃ! です。