仕事で、Buffaloの BSL-SS-2008MR を設定する事に。
そもそも、顧客のネットワークにVLAN環境を構築するに当たって、一箇所TagVLAN対応のハブを入れて上げると綺麗にネットワークを組めるので、とりあえず安いハブを部材として一つ追加したのですが...
このハブ、管理VLANの設定が出来ない!?(設定項目が無い)
まぁ、管理VLANをアンタグにしてやれば良いのですが、ネットワークの設計的に管理VLANはTagつきのVLANに入れたいんです。(誤接続時でもSaftyな方に倒れるように...)
悩んだ末、管理VLANを設定しているパラメターをコンフィグファイルに直接手を加えて放り込んだのが運の尽き・・・ 管理画面に全くアクセスできなくなりました orz....
再度マニュアルを読んでいると「何らかの原因で管理画面にアクセスできなくなったときは修理に出してください。(有償)」 って ヲィ... んな危険なコンフィグ勝手に呑み込まないでください(ぇ?
(修理に出してるお金も問題ですが、今回は時間がもっと問題です)
色々 外部から動作を見ていると、一応設定自体は動いているようですが、このままじゃ 2度と設定が変更できないVLAN対応ハブの出来上がり!(悲しすぎる)
んーせめて普通のシリアルコンソールでも有れば簡単に回復できるのに... と思ってぐぐっていたら
http://okomen71.blogspot.com/2007/10/blog-post_28.html
微妙に型番違いますが(2008MR/2008M)こんなBlog見つけました。(有難う御座います) 違いはROHS対応とかですかね?
基盤はぱっと見同じものですね。さらに
「しかもBSL-SS-2108Mの方にもピンヘッダがありD-sub9ピンのピン番号とピンヘッダのピン番号はイコールしてますので簡単にBSL-SS-2108Mにシリアルポートを増設できます。」
との事、意外と簡単に回復できるかもと思ったのですが、ここからが大変でした。
なんせ、出先の事務所で道具が無い!テスターすら無い!(せめて自宅ならICクリップやらなんやらとツール類揃っているのですが・・・)
しかも、どうもここに書いてある「D-Subとピンヘッダの番号がイコールしてる」と言うのが該当しないようです。(基盤が微妙に変更されたか、元記事の勘違いかもしれません)
虫眼鏡片手に基盤を追っていくと、確かにSIPEXの3232(シリアルレベルコンバーター)が実装されシリアルコンソールを繋げるところまでは実装されていますが、どうもピンの行き先が違う・・・
ヘッダピン9 <> GND
ヘッダピン3 <> 入力(PC->HUB)
ヘッダピン5 <> 出力(HUB>PC)
になっている様子。(通常のD-SUBは2・3がデータ 5がGNDですから全然違います)
これで、なんとかシリアルポートと接続する事でシリアルから再度設定が可能になりました。(^^)/
うー道具が無いせいで、解決まで半日近く掛かってしまいました。(ICクリップの変わりに有り合せの線を無理やり接続するのに時間掛かるかかる・・・ (汗 )
携帯で画質が悪いですがBSL-SS-2008MRの基板 コンセント寄りの10Pinのヘッダーがシリアルポート
無理矢理外部に引き出しているところ・・・(3・5・9番ピンに接続)
しかし、Buffaloさん、ノンサポートで良いから殆どコスト変わらないだろうしシリアルポートぐらいは着けておいて欲しかった...
因みに、結局管理VLANの設定件は未だ解決せず。遠隔からVLAN設定変えれないのはちょっと辛いなぁー まぁおまけみたいな納品物なので良いけど...
あと、リンク先の記事では上位機種の2108Mとファームが殆ど一緒で、無理矢理投入出来るような事が書いてありますが・・・ これ2008MRでも出来るのですかね?もし出来ちゃったら1万円ちょっとでVLAN対応インテリジェントハブが手に入る?ちょっとやってみたいけど、流石に納品物でそれは出来ないし・・・ 個人的に1台買って遊んでみようかなぁ?
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