通勤途上にて

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久しぶりに大阪へ戻って来た
今日は朝から滋賀の客先へ訪問
現在JR東海道線の新快速に乗って移動している。この車両は近隣の私鉄線との競争の結果、大阪~京都間の東海道線を130km/hぐらいの速度で走り抜ける、途中の停車駅があること加味すると、特急列車より速いかも知れない、これを私鉄よりも高速安定性の劣る幅の狭い軌道でやるから電車はいつもフラフラしていて乗ってる方は怖い... どこかの列車みたいにこけない事を祈ろう。

さて例の脱線事故と言えば復旧にはかなりの時間を要するらしく現在不通となっているJRの私鉄による代替輸送も当分続く事が予測される。
代替輸送による影響で私鉄線で事故が起きたり所用時間が増えることは事故直後から心配していたが、今朝乗った私鉄でも「JR脱線事故による代替輸送により車内が混み合っており申し訳ありません、御通勤・御通学には時間の余裕を持ってお願いします...」などとアナウンスが流れ梅田(大阪)駅でも二割程の改札が代替輸送用に奪われて居た。
こんなアナウンスを聞くと、JRが起こした事故の為に私が早起きしなければならない可能性を考えると憂鬱になる、朝が特に苦手な私にはとんでもない苦痛だ!これはJRは賠償してくれないのか?一層大きく影響を受けそうな市内の全企業の出勤時間をJRの負担で15分程遅らせると言うのはどうだろうか?

なんにしても新型ATSの設置など後回しにしてでも事故路線の早期復旧が必要だと思う、本当にそれが無いと危険と言うなら全国的に設置がなく危険な区間のある鉄道路線を止めてしまわないのか?単に同じ路線で繰り返すのはまずいが他の所で事故が起きる分にはまだ構わないと言っているように私には聞こえてしまう、ふざけた話しだ...
今回のような悲惨な事故は繰り返してはならないとは思うしそのための努力も必要だと思うが、残念ながら人間の生活にはなんらかのリスクが伴うのも事実で完全に防ぐことは無理であろうとも思うし都市生活とはそのような物ではないだろうか?