只今博多から別府へ電車で移動中です。
ソニック885と言う車両に乗っていますが、結構凝った内装が特長です、革貼のシートにフローリングの床、荷物置きも網棚ではなく飛行機よりも凝った三次元形状の天袋が取り付けられ照明は間接照明をメインに、部分的にガラスのシャンデリア?が配置され客室とデッキの扉は上下一杯のガラス自動扉、デッキには小さいながらも木製カウンターと椅子が配置されています。感覚的には動くホテルロビーとでも言えるのではないかなぁ??
制御面でもコンピュータ制御の振り子システムや車両官制システムが取り入れられているように見受けられます。
九州にはこのような、非常に手間とお金のかかった車両が多そうですが、地元民の輸送と観光需要をベースに移動距離がながく私鉄との争いが少ない特急列車だから出来るのでしょうか??
そして同時に、非常に快適に移動出来る車両の中、わざわざ照明等の電気配線を増やし、機械的に設計も難しく動く車両では振動や耐久性の確保が非常に難しい扉やファニチャを配置し、頻繁に往復するなかで掃除もしやすい内装を作るのは並大抵の事ではないだろうなぁと考えたりしてしまいます。
良くデザイナーの友人とデザインか性能とどちらが大切か!?なんて議論したりしてますが、単に輸送効率や速度そして製造コストなんかでは無く、快適な空間を作る為に技術を注ぎ込むのも面白いかなぁ?
ところでこの車両の製造メーカーはどこなのでしょうか?と書いていたら別府に着いたので今日はこの辺で終了
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