一昨日から弄っていた USL-5Pだが、この2・3週間色々とNetBSDで悪戦苦闘していただけ有って比較的簡単に起動することが出来た。
今日は、幾つかのプログラムを作ろうとしていたのだが、クロスコンパイルの方法が解らない。カーネルやバイナリセットまでは作る方法が解ったが、パッケージなどのMakeが上手く行かない。USL-5PにHDDを繋いでセルフコンパイルをさせれば上手く行くので、取り敢えずはこの方法でツールを作ってみた(とても遅いw)
今回作っておいたのは
tcsh(コマンドシェル:これないと、コマンドプロンプト弱くて...)
easyedit(エディタ:viよりかは簡単に使えるのでお気に入り)
delegate(プロキシサーバー:とりあえず、Proxyとして使ったらどの程度のパフォーマンスになるか見てみましょう)
dtcpclient(IPv6トンネルクライアント:当初の目的のIPv6用のトンネルゲートウェイのテストをするのに必要)
来週は、暇を見ながら、これらを使ってワンボードの小規模マイコンでどの程度のパフォーマンスが出るか試してみようと思う。
今、ふと思ったのだが、DHCPサーバー兼PXEサーバーなんかにしたら、学校の教室など大量展開時の現調用ツールとして結構役に立つんじゃないだろうか?本体は小型・軽量で文庫本サイズだし、電源は5VなのでUSBから供給できるだろうし(外部にHDDとか繋がなければ)起動も今のところ1分も掛からない。最近流行のVMでこなす手も有るが、教室を触っている間中PCが占有されるのも結構つらかったりVMのファイルが大きかったりで(サーバー入れると1~2Gのディスク容量が占有される)苦労するので、設定の調整が面倒なもの等は固定してしまった方が楽かも?
なんにしても、ヨドバシでも1台1万5千円で買えるという値段が凄い。ネットワークOS的な使い方をしなくても、シリアルI/Fとかつけて車載用のプロセッサボードにしたり、単純な組み込み用ボードなんかの使い道もできそうな気がします。とにかく色々と使えそう。結婚してなかったら迷わずポケットマネーで、おもちゃ兼勉強用で1台購入してたなぁー てか、お小遣いなくなるけど1台買っちゃおうかな、てな勢いです。はぃ...
うーん、本当は今後の組み込み用OSなんかの需要の勉強を兼ねて、クロスコンパイルを試してみたかったのだが、冒頭の通り今のところ上手く動いていない。まぁNetBSDでやってみたところでOS限定になってしまうので、時間を掛けすぎるのもどうかとは思うが、実地における大まかな手法や注意点などの経験は後々役には立ちそうなので、落ち着いたらもう少し追いかけてみるつもり。
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