landisk試験運用開始

先月から暇を作っては弄っていたlandiskだが、大体の動きは見えて来たので、一台を九州の営業所のインターネットのゲートウェイマシンの更新に使ってみようと画策している。 まぁOSが立ち上がってしまえば後は普通のBSDなので今週は細かい設定をしていた。
 
しかし今朝方何故か原因不明の停止状態、リモートから接続も出来ない。再度分解してシリアルコンソール(当然モニタやキーボードを繋げる端子が無い!)を繋ぐと、どうやらディスクが不正合を起こして起動できずにシングルユーザーモード(ネットワーク使用付加)に落ちていた。今後も同様の状態になる恐れも有るとすると、現地設置後現場の担当者に特殊なシリアルケーブルを制作して本体を分解して... と言っても無理だろうから本体を改造することにした。
早速部品を購入しシリアルのレベルコンバーターを内蔵しシリアルポートとメンテ時に頻繁に使うであろう背面に有る電源スイッチを前面パネルに取り付けた。これで普通のシリアルケーブルでメンテが可能になったので一安心♪
 
役割的には、・メールリレー・DNS・PROXY(WEB等)・IPv6トンネルゲートに使用する。
 大体の設定が見えたので仮に設定を変更して大阪の事務所でテストを開始!一週間程動かして問題が無ければ現地に送る予定。
簡単なテスト結果としては
メールサーバー:順調に稼動、転送許可・拒否設定も大丈夫そう(細かくは来週試そう...)
PROXY:動作OK正し速度は遅い、同じ回線に繋いだパソコンの半分ぐらいか?先日のテスト時は八割程度の速度だったが... NICが悪いのかファイアウォール設定を有効にしたのが悪いのか?いずれにせよ200MHz程度のマイコン(SH4)に汎用OSを動かしている割りには頑張ってるかとは思う。
 あとのDNSやIPv6関連は最終的には現地で調整しながらになりそうです。
 
 最後に注意点のメモ
・何故か内蔵LAN(rtk0)が認識するがnetBSDでは動かない(USL5Pでは動くんだよナァ...)仕方ないのでUSBのNICを使用した
・sendmailのコンフィグを.mcから作るときはコメント行に注意!コメントが効かずに認識され想定外のコンフィグが出来てしまった!
・何故かdelegateがresolv.confの設定を引いてこずに接続が上手く行かない、freeBSDでは問題が無かったのでnetBSDの固有の問題?起動時にRESOLV=dnsを書いて回避可能

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