Shared Computer ToolKit

マイクロソフトからShared Computer ToolKitと言うXPのアドオンが配布されている。

簡単に言うとポリシーによる機能制限とディスクのスナップショットを使った環境保護ツールです。

共有機や公衆端末を構築する際は、誰が触るか予測できず、悪用されたり、最悪システムが壊れる事も考えられる、このようなリスクを低減するには最適なツールと言える。

同様のソリューションは他社からも発売されているが、これは無償で有ることが有り難い。

ディスクのスナップショットによって変更されたファイル等は再起動時に元に戻る、しかもWindowsUpdateやウィルス対策ソフトの定義ファイルに関してはこれらの対象外と言うから賢い(ただし保護対象はシステムドライブのみであり、またウィルス対策ソフトの対応も今回使おうとしたsymantec製品には対応していなかった)

尚、このソフトはサーバーからの集中管理には対応して居ない、集中管理はActiveDirectoryでグループポリシー(更に高機能)を使えと言うことらしい。
でもディスクの保護機能はActiveDirectoryでは制御出来ないはず、何か別のソフト出てるのかな?今度調べてみよう。


先週は試験環境で使ってみたが、非常に簡単で扱いやすい。機能の制限やディスクのスナップショットも従来から育てて来ている技術であり親和性も高そう(汎用的に使うにはとても大事)全般的に、とても良く出来ていると思う。


今日はふと思う所があって事務所のPCにこれをインストールしてみた。
ついでにその辺に転がっていたメモリーを増設...
しかしトラブルが発生、ディスクの保護を行うとログオン画面で中途半端に固まる、OSやBIOS、揚句にパーティションテーブルなんかを触ってみるが状況は変わらず。
結局あれこれと試した結果メモリーが怪しいとの推測に達した... i865系のチップセットはメモリーへの要求が高いとは聞いたことが有るけど、本当なのかな?明日まともなメモリーを購入して再挑戦してみます。

今日は同時にCDドライブの接続などもやっており、こちらも何故か動作が非常に不安定、初期不良か静電破壊かわからないがドライブが故障していると切り分けるのに手間取ってしまった。

結局、悪いことは重なって、気がついたら終電か間近!と言うことで慌てて帰ってきました。