最近のCD音おかしくない?

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最近、宇多田のCDを購入した。

どういう訳か嫁は大嫌いな様子(うるさいらしい)倉木は好きなそうだ...(一般的には類似したジャンルだと思うんだけどなぁー)
確かに音そのものを楽しむには向かないと思う。また音的にもシンセ駆使してデジタルエフェクト満載の音作りと言う予感はするが、現代のある種行き着いた形でこれもありだと私は思う。

そう思いながら、嫁が嫌がるので一人でのんびり聞こうかとまともなCDプレーヤにフォステクスのヘッドホンを繋いで聞いてみた。

楽しくない!

パソコンで聞いているのと大差無いじゃないか... 耳がオカシクなったかと思って二三枚別のCDを聞いてみたが異常は無い。

さてなんでだろう?色々考えると、宇多田の曲って車や電車の中・ラジオ・街中、所謂悪い環境でも結構聞こえが良い気がする。これってやはり音に細工してるのかな?

ネットで検索すると同じ様な事を言う人が多いみたい。具体的には最近はデジタル処理でギリギリまで音を詰め込んで、安物機器でも綺麗に聞こえるように細工し過ぎてるらしいです。
レコーディングエンジニアも「どーせ皆MP3にするんだから良い音にしても意味無いじゃん」とか言う人もいるとか...
更に聞く方の耳も安物オーディオに慣れて、安物ラジカセやMP3プレーヤなんかで聞く事が大半らしくそれに合わせて音作りしているらしい...

なんな気軽に音楽楽しめるようになった半面、良い音はさがしても見つからなくなりつつ有るのかも... 少し寂しい。