vmware ESXiのメモとか...

先日 知人のところで仮想サーバーをvmware ESXi3.5から4.0にバージョンアップする作業を行ってきた。

 

何時の間にやら管理者パスワードに複雑なパスワードしか設定出来なくなっていて、困っていたのだが、
コンソールから、/etc/pam.d/common-ppasswordというファイルを開いて編集すれば、制限が解除することが可能であった。
(password requisite...と言う行の最後の8,8,8,7,6と言うところを0,0,0,0,0に変更)

また、サーバー再起動後にvSphereClientから接続をしようとすると、
"The underlying connection was closed: The connection was closed unexpectedly."
なんていうエラーダイアログが出て接続できない状態に...
どうやら、これは起動時にサービスが起動できていない場合に出る様子、DNSの設定がちゃんと出来ていないとサービスの起動に相当時間が掛かる様子。

 

せっかく、WindowsStorageServerのiSCSIを2台のホストで共有して使っているのだからと、vMotionのテストもやってみました。(しかし、この機能 vCenterServerが無いと使えないんですね、意外と書いてなくて知りませんでした。)

感想:化け物ですか?これは? 正直驚きました。

カタログ上、理屈は知っていたのですが、現物を見ると感激です。
遠隔のホストからPingを打ちながら移動させてもPingが1回応答出来ないぐらいで殆どとまらずに移動してます。 しかもメモリをコピーしてる筈なのに思った以上に早く移動します。(10秒やそこらじゃないでしょうか?)

FreeBSD(vmwaretool入っていない)はどうかと、試してみたら これも何事も無かったかのように動きます。 しかも、RDMでは無く、ゲストOS内で直接つかっているiSCSIのディスク接続すら全く切れることなく移動してしまいます。

これは使える!

 

そして新機能のDataRecoveryも軽く準備しています。結構面白そうですが、ドキュメントを読んでいるとディスクのスナップショットを使ってバックアップするみたい。 これってパフォーマンス的にはどうなんでしょうね・・・ 少し心配では有ります。 そのうち稼動環境で試してみますかね。