CANアダプタを無線化 その1

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先日購入したCANの通信アダプタですが、実用的なところではデータを表示させて追加メーター的に使う事も出来そうです。
(最近はこの信号を利用した追加メーター(モニタ?)類も各社から発売されてます。前身のOBD対応の物は前の車で、水温や点火タイミングのモニタに使っていたのですが、今回のFD2では動きませんでした。)


データの表示にはiPhoneを利用したりすることも出来るようで、
iPhoneのソフトでではRevが良く使われているようです。(http://www.devtoaster.com/products/rev/)
一般的には、Palmer社等が有名なようで、iPhone用のDashCommandなんてのも有ります。(http://www.palmerperformance.com/products/dashcommand/iphone/index.php)
無償の物では、FuzzyLukeなんてのも有りました。(http://www.fuzzyluke.com/)

どちらも、iPhoneからはWiFiで接続するようになっているようです。そのような製品はPLX等幾つか売られていますが、結局データの中身は単純にシリアルをTCPに変換して飛ばしているだけの様子で、ELM327と言うチップのプロトコルが重要な様です。
一方、先日購入したアダプタはELM327(デッドコピー品)+シリアルUSB変換と言う構成でPCとUSB接続を行う方式になっていました。
要するに... USB変換を取り除いて、シリアル信号を無線LAN可すれば理屈上は同じ事になるはず!?

と言うことで考えてみました。

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シリアルをイーサネットに変換して無線LANのアクセスポイントで中継しても良いのですが電源の問題もあり携帯に苦労しそうです。(車の中線だらけ?)
世の中便利なもので、シリアル-無線LAN変換なんかが売られています。

有名所では、LantronixのX-Portの無線版Wi-Portとか...でも、実売1万円台後半と非常に高いんですよね。
(http://www.co-nss.co.jp/products/network/lantronix/wiport/wiport-top.html)
いや、諸事情で仕事の付き合い的にはこっちを使ってあげるべきなんでしょうが、高いんだよ!(怒 サンプルでもくれるなら試してみるけど、自腹で買う程でもないし。

で、良い物見つけました!
韓国のWizNetのWiz610Wi 国内ではstrawberry-linuxで扱ってます。五千円ちょっと。大きさも非常に小さく、うまくやれば元の箱に収めることも出来そうです。・
(http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=36006)

後は、ELM327は5VでWiz610wiが3.3V動作ですので、3.3Vの電源を作り出しシリアル信号の電圧変換を行えば簡単に実現出来そうです。

その2に続く・・・