5年ほど利用しているMacbook Proの動作がどうもモッサリしてる。
ずーっと気になってタスクマネージャを見ていると、CPUが28%を超えた利用率になっているのを最近見たことが有りませんでした。
色々とOSの設定を触って居たのですが、CPUクロックが0.78GHzから何をやっても上がりませんでした。
Bootcampで通常起動しているWindowsと、macosのどちらも同じ症状です。これはOSじゃなくてハードウェアの問題?
結論から行くとバッテリーを交換する事で解決しました。
実は、このパソコン
- 購入初期に、水を掛けてしまい、バッテリーの充電ができなくなって居ました。
- 当然保証対象外で、あまりにも修理金額が高かった事と、基本的に電源の確保できるオフィス利用であった為
- 故障箇所は断定出来ていなかった。
- 重りにしかならないバッテリーは取り外して、超軽量MacbookProとして利用
して居たのです。
CPUのクロック可変は
- SpeedStep
- EIST(SpeedStepの拡張?)
- TurboBoost
の3種類が有名です。バッテリーと関連があるのでしょうか?
TurboBoostはバッテリーなどもうまく使いながら瞬間的な処理能力向上を図っているとは耳にしたことがありますが。
TurboBoostはともかく、クロックが最低速に固定されるなどと言う記述は見たことがありません。
せめて定格(2.8GHz)では動いても良くね?
と思うのですが... やはり、考えられるのはバッテリーが死んでいる事。
もし、メイン基板側の充放電回路が壊れていれば、バッテリーを購入しても意味は無いはず。
と言う事で、ダメ元で、安い(六千円ほど)バッテリーを中華通販で入手して取り付けてみました。
幸い充放電回路は正常だったようで、バッテリーの充放電とも問題なく稼働しました。
クロックも、ちゃんと定格の2.8GHzまで上がりました。TurboBoostもしっかり効いて高負荷時には3.2GHzまで上がります。
修理出来ちゃった!ラッキー!
高負荷時にスムーズに動作するのは当たり前ですが、通常操作の動きもキビキビしたように思えます。
3倍早くなったような気がする。 いや、マジで3倍以上速いのかもしれません。0.78GHz→3.2GHzですから!
- なんか遅い。
- CPUのクロックが上がらない。
と言う場合、バッテリーが正常か確認してみた方が良いかもしれません。
しかし、こんなに遅い状態で数年気づかずに使ってる私も凄いな...
主に、VDIや仮想サーバーのリソースを活用して居た為、真剣にパフォーマンス問題に取り組まなかったのですかね。
遅くても、意外となんとかなっちゃうもんですね。
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