新潟地震から1週間?

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被災者の皆様、ご愁傷様です。
 
初期のテレビの中継をみて、「今回は、ひょっとするとやばいかも?」と思っていると、かなりの被害が出ているようですね。
 
阪神大震災の一応の被災者(家財はともかく、家には殆ど被害は無かったですが、それでも1kmちょっとの所で土砂崩れで30名以上なくなったところに住んでます)としてはある意味懐かしく、人事じゃないという思いです。
 
誤解を恐れずに書くと、ある意味 新潟の方は幸せだと思います。
 
阪神大震災では、まともな情報伝達がされるまで、数日を要したのでは無いでしょうか?行政の対応も醜態をさらすだけで、まともに対応し始めたのは、1週間も過ぎてからでしょうか?(有効に機能していたのは、本部の判断を待たずに自己裁量で動いた地元の自衛隊だけだったとおもいます。) 情報網がズタズタにされロクに情報が伝達されず、物流が落ち着き支援物資が安定して供給を受けれるようになるのすら一週間は掛かりました。鉄道や道路は 復旧を終えるのに数ヶ月から2・3年を要したと思います。
ライフラインも九州や北陸の業者も応援に駆けつけて対処してくれたにも関わらず復旧に何ヶ月も掛かっていたと思います。(遠方からの応援、本当に有りがたかった記憶があります)比較的被害の少ない自宅でも復旧まで水が1ヶ月・ガスが2ヶ月を要しました。
特に被災生活が安定するまでの1週間までぐらいは、北斗の拳のテーマソングが似合うような無法状態でした。生活物資を求めて、開店できないコンビニや商店のガラスは割られ盗賊と化した人々が物資を持ち去る有様。警察や消防も人手不足・情報不足でまともに機能しない日々が続いていました。(行政なんて論外、状況も把握できていないのに海外からの人名救助犬の支援すら勝手に断る有様)
 
それが、今回はテレビを見ている限り情報は正確に伝わってますし、翌日には千葉県警の姿も見えましたので、情報収集・伝達そして対応体制が上手く動いているのかな?と思います。(ある意味、神戸がケーススタディーになったのでしょうか?)
 
なんにせよ、復旧までの目処が立ちにくいので不安になるかも知れませんが(私も不安でした)、全国的に機能していないわけでは有りません。物資も機材も有るので、時間は掛かっても少しづつ復旧していくと思うので、思いつめず、ある意味気楽に構えてしばらく頑張って欲しいと思います。