ファンコントローラ製作 その2

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早速ハブに内蔵してみました。

20091008-1.JPG

一応温度センサを空気の流れそうな所に来るように基盤を両面テープで貼り付けてみました。(もうちょっとまともに固定したかったのですが、また某氏に詰めが甘いと言われそう。 あはは)
取り付けて様子を見ていると結局80%出力で回っている模様。30度で40%(最低)~45度で100%に設定してあり、現在室温が26度で有る事を考えると、真冬ならかなり回転は落とせそうです。(真夏は逆に全く意味無いですが)

友人から回路図とプログラム速く晒せとメールが飛んできたので、晒しておきます。

ちなみにPWM周波数決定やハードウェア周りはこちらの方の作例を参考にさせていただきました。
http://www.cepstrum.co.jp/hobby/pwmfan/pwmfan.html

20091008-2.jpg
これが回路図です。電源はもとから有ったファンコネクタから取って間に挟むと簡単だと思います。(かなり端折ってますが、パスコンとか必要です。あと、12Vな電源を使う際は当然降圧回路も必要でしょう。)

ソースの方は更に汚くて恐縮ですが、こちらも晒しておきます。

12F675FANCON.asm

仕様的には、
 
PWM周波数は約20kHz
 30%~100%まで10%ステップで出力可変可能です。
 (但し、本プログラムでは最低を40%に固定)
 温度によるテーブル参照での出力可変設定
 (本プログラムでは前述のとおり30~45度程度で可変)
 起動後3秒間はフルパワーで動きます。
 ステータスLED出力
 (PWM制御が始まると1回(30%)~8回(100%)の点滅を繰り返します)
と言ったところです。

簡単に出来るだろうと思ってましたが、やってみると内臓の4MHzクロックでは1命令1μSとなり20kHzで10%単位のPWM制御をしようとすると5μS単位で出力制御が必要な為、結構大変でした。
(PWM制御付きのPIC使えば簡単そうですが、8PINではなさそうなので頑張ってみました)