Thinstationと言う、LinuxベースでPCをCDブート等でシンクライアント化するディストリビューション?が有ります。
どうも、VMware View Open Clientもパッケージに追加出来るとの事でしたので、試してみましたが、日本語関係で色々嵌ってしまいました。
あまり、VMware Viewで使われている方が居ないのか情報が無くて困ったのでメモを残してみます。
問題1:キーボード配列をJPにするとVMware View Open Clientが日本語だと認識するのかフォントも無いのに、接続ダイアログは日本語で"接続先""ユーザー名""パスワード"等と表示をしようとする。 Thinstationに日本語フォントは入っていないので当然文字化けする。
問題2:日本語フォントを入れてみたら、今度はログオンダイアログで入力が出来ずそれ以上進めない。 orz
問題3:キーボード配列をUSにすれば、ダイアログの項目は英語表記になるものの接続は可能、但し当然キーボード配列はUSなので日本語キーボードが繋がっていると... これじゃ一般の人に触らせることは厳しいかと。
余り詳しくないので、深くは追えなかったのですが、thinstation.conf.buildtimeで日本語キーボード設定(keyboard_map=ja)を入れると、環境変数(LC_ALL/LANG)が日本語に勝手に設定されるようです。
で、LC_ALLが日本語に成ってしまうと、上記の問題3が発生する事が解りました。
以下とりあえずの解決法です。(TS-O-Maticでは出来ないと思います。自分でビルド環境作って実施しました。)
./packages/keymaps-ja/full/base/lib/locale/ja_locale を編集
LC_ALL=ja_JP ; export LC_ALL
LANG=ja_JP ; export LANG
を下記に変更
LC_ALL=en_US ; export LC_ALL
LANG=ja_JP ; export LANG
これで取り敢えず、キーボードの配列は日本語で、ログオンダイアログは英語ですが正常に接続可能になりました。 後はVMware Viewで繋がってしまえば当然ですが日本語もちゃんと出ました。
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