vmware Viewの5.2から実装されたHTMLアクセス、便利なので試して居たのですが、
XP環境のフルクローンのプールを作ろうと思ったら幾つかひっかりました。
・クローンニングでテンプレートのソースvmdkが原因でクローンニングが失敗する。
・HTMLアクセスを試みると、デスクトップ選択後に ECONNRESETと言うエラーが出てデスクトップが表示出来ない。
前者は、テンプレート・複製先をSAS/SATA/HDD/SSD等色々組み合わせたり、クローンの同時実行数
を変えて試して見たものの不規則に、エラーが発生し苦労させられましたが、最終的に仮想マシンのオプション
の構成パラメタ-設定で、
ctkEnabled = false
に変更する事で、エラーはでなくなりました。
同じマスターでも不思議な事にComposerを使ったLinkedCloneでは問題にならないんですよね...
後者も、これまた不思議な事にComposerを使ってLinkedCloneで展開しているもので問題は
発生していませんでした。
色々試していると、QuickPrepではなく、Sysprepを展開時に使った場合この現象が発生する様子。
どうも、HTMLのSSL証明書絡みのアクセスで問題が発生していたと考えられます。
以下のレジストリキーをSysprep完了後(?)に削除してから、その後再起動するとレジストリが再作成され
正常に動作するように成るようです。
そんなわけで、Prep後の実行コマンドに、レジストリを削除するコマンドを書いておきました。
\\HKLM\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware Blast\Config\SslHash
ちなみに、このレジストリーキーはHTML Accessのアンインストールを行っても残るようで、
再インストールしても治りません。
マスタ作成時には一切入れずに最後にインストールするか、レジストリを消すのが当面の回避策
に成りそうです。
ちょっと条件が違うだけで、色々と微妙な動きをしますねぇ...
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