AM2にSocket478なクーラーを無理やり取り付け

ついでに、もうひとつCPUクーラーなネタが...

先日は、会社でCPUクーラーの捜索に狩り出されるし(SocketPなクーラーが居るとかで、そんなの大阪じゃ滅多に売ってないし!)、MCE用パソコンのCPUクーラー加工もあったし...

どうも、この1・2週間はCPUクーラーにとりつかれる気がすごくします。

 

さて、そんなわけで事の発端は事務所の1Uサーバー(一応ショップブランドですが、要は自作機)のM/Bを自宅などで実績の出てきたVMWare ESXiを動かす為に更新しようとしたのが始まりでした。

現状、VirtualPC Serverを使っているのですが、VTも無い、Socket478なCeleronでは流石に厳しい... メモリも大して積めない。

それなら、いっそAthlonとかでメモリもDDR2は安くなってるので8GBぐらい積んでしまえば良いかも?と思ったのですが、計画の中で一番問題になったのが、CPUクーラーでした...

AM2用の1Uクーラーは殆ど出回っていません。大阪で入手するのは恐らく困難。 余り売れないのか結構高め...

どうせ組み替えだけどCPUクーラーでも流用出来ないかな?と調べていたらCPUの放熱量的には問題は無さそうで、過去には実際に478のクーラーをAM2に利用できる風変わりなリテンションキットが売られていたようですが、既に入手は困難な様です。

困ったなぁー と 478とAM2のリテンションを手に持って眺めていると ピコーンと来ました。←頭に電球

サイズ的には、M/B上にスペースが有り、取り付け穴さえなんとかすれば478のリテンションをマザーボードに取り付ける事が出来れば大丈夫そうです。結構最小限も加工でいけそう。

と言う事で、無茶は承知でやってみましたよ。

20090201TA780G.JPG

こんな感じ、自宅に転がってた12mmアルミアングル材が丁度良いサイズなので適当な長さに切って478のリテンションの側面に穴を開けて3mmのねじで固定(本当は2箇所ぐらい固定したいですが、精度的に厳しそうなので、中央一箇所で妥協)

(写真は仮組みですので、入ってませんが実際は基盤との間には絶縁目的でゴムワッシャを入れたり、螺子にワッシャを噛ませて長さの調整してます。)

サイズがギリギリで、バックプレートと固定する螺子の頭のスペースを確保するのに、アングルの一部をカットしたりする必要もありましたが、何とか固定できてます。

見たら解りますが、螺子の頭がリテンションの内側に飛び出しているため、何らかの処置が必要と思われます。サラ螺子にすれば美しいのでしょうが、部位的に加工が厳しいのと、ただでさえ機械的に負担が掛かるリテンションに穴を開けてるので、今回は敢えてクーラー側を削る事にしておきました。

 

結果、なんとかCPUクーラーの流用が実現しました。

しかし、散々ぐぐったのですが、こんなアホな事する人って滅多に居ないのかなぁ?